Documentation1. はじめに

 

webMathematica が使われる領域

webMathematica が使われる領域の例として,Web上の計算,教育,出版,研究,趣味としての計算等が挙げられます.

Web上での計算

webMathematica の主な用途は計算とビジュアル化のための組込みツールの構築です.例としてwebUnriskのWebサイトhttp://library.wolfram.com/explorations/webUnrisk/index.htmlをご覧ください.以下はwebUnriskからの例です.

教育

Mathematica は教育分野で幅広く使われています.教育関連のアプリケーションはwebMathematica を使ってWebベースの教育ツールとして展開することができます. The Integrator ( http://integrals.wolfram.com )はWolfram Researchが開発した積分計算のWebサイトです.Calc101 ( http://www.calc101.com )も教育分野におけるwebMathematica の例といえるでしょう.これは.高校・大学生を対象とした一部無料一部有料の積分と微分問題のためのサイトです.以下をご覧ください.

出版

多くの出版社がWebベースの副教材,マニュアル,雑誌を開発しています.webMathematica は技術的な分野でのWebベースの出版に適した技術を提供します.The Mathematical ExplorerはWolfram Researchが提供する新しいインタラクティブなテキストで,エッシャーのモチーフや四角い輪からフェルマの最終定理やリーマン仮説までをカバーします.webMathematica で構築されたWebベースのThe Mathematical Explorer用の補助教材はhttp://library.wolfram.com/explorations/explorer/index.htmlでご覧になれます.以下はその一例です.

研究

世界中の研究者がMathematica を使って専門分野の研究を行い問題解決のための技術やアルゴリズムを開発しています.このようにMathematica によって開発された業績がライブのインタラクティブなWebサイトから配信できるようになり,研究結果に接することができる人数が格段に増えました.http://library.wolfram.com/webMathematica/MSP/Explore/Mathematics/ConstantCurvatureは定曲率の表面をプロットするWebサイトです.

趣味

webMathematica は,個人的な研究や興味を引くインタラクティブな計算・ビジュアル化を展示するWebベースの新しい方法を提供します.AnalyticCycling.com( http://www.analyticcycling.com/)は,Mathematica エンジンを利用した楽しいWebサイトです.技術志向の自転車愛好家のためにデザインされたAnalyticCycling.comは,サイクリングパフォーマンスの計算に妥協をしない教科書的なアプローチを取るWebベースの計算機を提供しています.)