Documentation 6. より高度なトピック![]() |
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カーネルモニタはサイトを動かす際の情報を集めるサーブレットです.http://localhost:8080/webMathematica/KernelMonitorでモニタを見ることができます(ご自分のサーバにアクセスするURLはこれとは異なることがあります).ここにアクセスするとwebMathematica の現在の状態が見られます.サイトのさまざまなパラメータを説明し,各カーネルの状態も知らせます.このページにアクセスし,次にどこかのJSPページにアクセスし,再度このページにアクセスするとカーネルのアクセス数等がアップデートされているのが分かります.
カーネルの状態を表示するモニタのセクションでは,サイトのパフォーマンスを検討するのに役立つ情報が見られます.ここでは各カーネルが起動していた時間やサービスのリクエストに使った時間等を見ることができます.また,両者の割合も分かります.プールに複数のカーネルがある場合,全体の平均も見ることができます.リクエストに応えるために使われた時間の割合は,サイトへの負荷を測る尺度になり,パフォーマンスを調整するのに役立ちます
このページではいろいろなことがコントロールできます.一番上には全カーネルを再スタートするボタン,モニタを再ロードするボタン,サーブレットに集められたログをクリアするボタン等があります.verbose logging(詳細ログ情報)のオン・オフを切り換えるボタンもあります.また,モニタの出力中のログファイル全体を含むボタンもあります.
最後に,Mathematica の入力をユーザが捕え,それを表示できるボタンが2つあります.これらはデバッグの目的で使えます.これらのボタンの操作は「MSPのデバッグ」のセクションで説明されています.
セキュリティのために,カーネルモニタヘのアクセスには制限を設けるとよいでしょう.サーブレットエンジンがApacheのWebサーバ経由でアクセスされるなら,アクセスはサーバ設定ファイルで制限することができます.この方法については「ApacheとTomcat」のセクションをご覧ください.
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